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豪壮なる脇差 因州住藤原兼先

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残り時間 入札終了 (詳細な残り時間
終了予定時刻 2012-11-11 20:54:00.0
開始価格 1000 円
即決価格 -
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落札下限価格 設定なし
自動延長 設定あり
本作は因州住藤原兼先、在銘の豪壮な脇差です。兼先は室町中期から主に美濃にて代々鍛刀をしていますが、室町末期より備前、美作、越前などにも移住しそれぞれ繁栄する名門刀工です。この脇差は特に因幡に移住した兼先であり、江戸初期約350年位前のものではないかと思われます。比較的反りのある豪壮な鎬造りの姿で、小板目よくつむ強い地鉄に、沸出来ののたれに矢筈刃交じる刃文を焼きます。刃中には足、葉、砂流しが入ります。帽子は掃き掛け中丸に返ります。現状では所々薄さび、ヒケが入るものですが、大きな傷、欠点なく、ハバキを作り、研ぎ上げれば素晴らしい一振りになるであろうと思われます。潜在性に期待の持てるお薦めのものです。入札の程宜しくお願い申し上げます。尚、申し訳ありませんが、落札手数料2.625%の御負担お願い致します。

【種別】脇差
【銘】因州住藤原兼先
【長さ】52.5㎝
【反り】1.8㎝
【目釘穴】1
【元幅】3.2㎝ 【先幅】2.2㎝
【元重】0.7㎝ 【先重】0.5㎝
【地鉄】板目肌つむ
【刃文】のたれ調に矢筈刃交じる
【形状】鎬造り 庵棟 
【茎】生在銘 入山形茎尻 大筋違い鑢目 角棟
【ハバキ】柄についた木ハバキの状態
【登録】昭和40年兵庫登録