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■大名登録 武蔵太郎安国 二尺六寸二分 1.4kg超の豪刀 拵つき 二本目釘■
都道府県 | 青森県 |
---|---|
発行年度 | 昭和26年 |
種別 | 刀 |
長さ | 二尺六寸二分 |
反り | 五分三厘 |
目釘穴 | 3 |
銘文 | 表:戸川達富使武蔵太郎安國於武州麻布(以下略 |
裏:宝永七庚寅年八月吉日 | |
備考 |
現在価格 | : | 240000 円 |
---|---|---|
入札総数 | : | 0 |
現在の権利者 | : | - |
残り時間 | : | 入札終了 (詳細な残り時間) |
終了予定時刻 | : | 2018-12-20 20:41:00.0 |
開始価格 | : | 240000 円 |
即決価格 | : | - |
(この金額で落札できます) | ||
落札下限価格 | : | 設定なし |
自動延長 | : | 設定なし |
- オークションID:WA00073795
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[刃紋] 匂い出来、互の目丁子
[鋩子] 乱れこんで小丸に返る
[地金] 板目肌、やや柾目がかる
[茎] ウブ茎 勝手下がり鑢、先栗尻
[種別] 刀
[登録] 文化財保護委員会 昭和26年6月26日交付
[銘] 表:戸川達富使武蔵太郎安國於武州麻布真拾五枚甲伏作
裏:宝永七庚寅年八月吉日
[刃長] 二尺六寸二分(79.4cm)
[反り] 五分三厘(1.6cm)
[元幅] 33.4mm
[元重] 8.7mm
[先幅] 26mm
[先重] 6.4mm
[目釘穴] 3個
[刀身重量] 1146g
[鞘払い重量] 1489g
[ハバキ] 銀着せ一重 腰祐乗ハバキ
武蔵太郎安国は俗名を山本藤太。
武州下原派の刀工、山本広重の孫で
慶安三年(1650)、藤太広重の子として武州八王子にて生まれる。
初名は父祖伝来の広重と切り、
後に江戸に出て大村加卜門人となり
「真の十五枚甲伏せ」という独自の鍛刀法を編み出す。
貞享二年正月、常州上利員村鏡徳寺にて水戸光圀の佩刀を鍛え
白銀一枚と武蔵太郎の名を賜り
享保六年には幕命により、江戸浜御殿にて鍛刀する
享保十五年八月十五日没、齢八十一と伝える。
安国の名跡はその後、明治まで五代を数えました。
本作の茎には
宝永七年(1710)八月に江戸、麻布の幕臣、戸川達富邸にて
真の十五枚甲伏せ造りにて鍛えられた旨が、長銘にて切られております。
本作の刀身は非常に長く、身幅広く、重ね非常に厚く
庵棟、鳥居反り頃合いにつき、切先やや伸びる。
刃紋は匂い出来。丁子を交えた互の目乱れ。
匂い口冴えて足入り、所々小沸がかって砂流しかかる。
棟焼きかかって、鋩子は乱れこみ小丸に返る
地金は板目肌、柾目交じり。
地金よく詰んで地沸つく。
安国の師の大村加卜は、外科医の見地から
身幅広く重ね厚い豪刀を多く作りましたが
本作もその加卜の流れを汲むかのごとき豪刀です。
刀身重量だけでも1.1kgを超え、抜き身では1.5kg近い豪刀ながら、
手持ちは意外な程に軽く。武用に於いても、膂力・技量に優れた剣士ならば十分に扱える範疇でしょう。
二本目釘でしっかりと固定された柄は、いささかのガタつきもなく刀身にぴったり合っています。
時代の柄糸にはやや緩みがあり、強く手を絞ると少し動くのを感じます。
ハバキは腰が高く、呑み込みが深い幕末頃の様式で
銅地に銀着せを施し、祐乗鑢をかけてあります。
鞘は石目塗り。
多少当たり傷はありますが、作りはしっかりしており
鯉口金具もついております。
下緒は正絹、紺と白の昼夜下緒です。
刀剣類の登録証において、いわゆる「大名登録」と呼ばれる昭和26年の登録です。
昭和26年は、進駐軍によって違法とされていた刀剣の所有が合法化された年で
それまで隠匿されていた「伝家の宝刀」がこぞって登録されたため
名刀の比率が高いと言われております。
本作もそのように先を争って登録された、愛蔵の一振だった事でしょう。
==鍔==
鉄地茗荷透かし鍔
[縦径] 89mm
[横径] 83.4mm
[厚さ] 4.3mm
[重量] 90g
==目貫==
巴御前の図
==縁頭==
四分一地据紋象嵌縁頭
大振りの四分一地の縁頭です
縁には入り山形に横木瓜の家紋を据えています。
[縦径] 41.8mm
[横径] 23.7mm
[縦径] 37.6mm
[横径] 20.7mm
ハバキ上12㎝程のところから、約8㎝にわたって
地刃の境に鍛え割れがございます。
ハバキ上にごく薄いフクレがあります。
横手下5㎝程のところに、子細に見て分かる程度の
0.1mm程の刃こぼれがあります。
ごく薄い錆はありますが、総じて状態は良好です。
刃切れ、曲がり、シナエ等はありません。
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その他の詳細画像は
https://yahoo.jp/box/uSCVdZ
をクリックしてご覧下さい。画像を多数アップロードしております。
リンク先の画像は全て
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[鋩子] 乱れこんで小丸に返る
[地金] 板目肌、やや柾目がかる
[茎] ウブ茎 勝手下がり鑢、先栗尻
[種別] 刀
[登録] 文化財保護委員会 昭和26年6月26日交付
[銘] 表:戸川達富使武蔵太郎安國於武州麻布真拾五枚甲伏作
裏:宝永七庚寅年八月吉日
[刃長] 二尺六寸二分(79.4cm)
[反り] 五分三厘(1.6cm)
[元幅] 33.4mm
[元重] 8.7mm
[先幅] 26mm
[先重] 6.4mm
[目釘穴] 3個
[刀身重量] 1146g
[鞘払い重量] 1489g
[ハバキ] 銀着せ一重 腰祐乗ハバキ
武蔵太郎安国は俗名を山本藤太。
武州下原派の刀工、山本広重の孫で
慶安三年(1650)、藤太広重の子として武州八王子にて生まれる。
初名は父祖伝来の広重と切り、
後に江戸に出て大村加卜門人となり
「真の十五枚甲伏せ」という独自の鍛刀法を編み出す。
貞享二年正月、常州上利員村鏡徳寺にて水戸光圀の佩刀を鍛え
白銀一枚と武蔵太郎の名を賜り
享保六年には幕命により、江戸浜御殿にて鍛刀する
享保十五年八月十五日没、齢八十一と伝える。
安国の名跡はその後、明治まで五代を数えました。
本作の茎には
宝永七年(1710)八月に江戸、麻布の幕臣、戸川達富邸にて
真の十五枚甲伏せ造りにて鍛えられた旨が、長銘にて切られております。
本作の刀身は非常に長く、身幅広く、重ね非常に厚く
庵棟、鳥居反り頃合いにつき、切先やや伸びる。
刃紋は匂い出来。丁子を交えた互の目乱れ。
匂い口冴えて足入り、所々小沸がかって砂流しかかる。
棟焼きかかって、鋩子は乱れこみ小丸に返る
地金は板目肌、柾目交じり。
地金よく詰んで地沸つく。
安国の師の大村加卜は、外科医の見地から
身幅広く重ね厚い豪刀を多く作りましたが
本作もその加卜の流れを汲むかのごとき豪刀です。
刀身重量だけでも1.1kgを超え、抜き身では1.5kg近い豪刀ながら、
手持ちは意外な程に軽く。武用に於いても、膂力・技量に優れた剣士ならば十分に扱える範疇でしょう。
二本目釘でしっかりと固定された柄は、いささかのガタつきもなく刀身にぴったり合っています。
時代の柄糸にはやや緩みがあり、強く手を絞ると少し動くのを感じます。
ハバキは腰が高く、呑み込みが深い幕末頃の様式で
銅地に銀着せを施し、祐乗鑢をかけてあります。
鞘は石目塗り。
多少当たり傷はありますが、作りはしっかりしており
鯉口金具もついております。
下緒は正絹、紺と白の昼夜下緒です。
刀剣類の登録証において、いわゆる「大名登録」と呼ばれる昭和26年の登録です。
昭和26年は、進駐軍によって違法とされていた刀剣の所有が合法化された年で
それまで隠匿されていた「伝家の宝刀」がこぞって登録されたため
名刀の比率が高いと言われております。
本作もそのように先を争って登録された、愛蔵の一振だった事でしょう。
==鍔==
鉄地茗荷透かし鍔
[縦径] 89mm
[横径] 83.4mm
[厚さ] 4.3mm
[重量] 90g
==目貫==
巴御前の図
==縁頭==
四分一地据紋象嵌縁頭
大振りの四分一地の縁頭です
縁には入り山形に横木瓜の家紋を据えています。
[縦径] 41.8mm
[横径] 23.7mm
[縦径] 37.6mm
[横径] 20.7mm
xicwx |
・・・ 上記の画像は フォトアップで掲載しました ・・・ |
ハバキ上12㎝程のところから、約8㎝にわたって
地刃の境に鍛え割れがございます。
ハバキ上にごく薄いフクレがあります。
横手下5㎝程のところに、子細に見て分かる程度の
0.1mm程の刃こぼれがあります。
ごく薄い錆はありますが、総じて状態は良好です。
刃切れ、曲がり、シナエ等はありません。
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