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高村光太郎 木彫 「馬」  H1027D

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終了予定時刻 2020-12-08 21:20:00.0
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高村光太郎 木彫 「馬」


真作


サイズ : 34×10.3cm、高29.8cm
重量 : 1420g
材質 : 欅
在銘 : 光太郎
墨書 :
「 新潟県出身
日本金属創始者 初代社長
元代議士 正四位
船崎由之氏より受く
作 高村光太郎 」

特長 : 脚の折損補修複数と左後脚に欠損部分あり、左耳小カケあり



高村光太郎 ・・ たかむらこうたろう(本名(みつたろう))
明治16年(1883)~昭和31年(1956)
日本を代表する彫刻家、画家、詩人
東京美術学校彫刻科卒
明治39年(1906)より3年間渡欧、渡米
帰国後、彫刻・絵画・作詩・批評と多岐に活躍
代表作:道程(詩集)、智恵子抄(詩集)、手(彫刻)
父は日本近代彫刻家の祖、高村光雲

船崎(舟崎)由之 ・・ ふなざきよしゆき
明治27年(1894)~昭和41年(1966)
新潟県出身の実業家、政治家
日本金属の創業者


~光太郎の「馬」彫刻の考察~

馬の彫刻で知られる後藤貞行(代表作:皇居前広場の楠木正成の馬)が光太郎の父、光雲に彫刻を学んでおり
光太郎の回想録には
「後藤さんは馬の解剖も委しいし、馬のことは馬学的によく知っている訳だが、原型の彫刻的気持ちは解らない」
「後藤先生の彫る馬は(中略)彫刻自身としてはとるに足らぬものだけれど、標準的な理想的な馬の形を彫る」
というくだりがあります
光太郎自身、酪農で暮らしを立てながらの彫刻制作を考え明治41年の短期間に牧場生活を送ったことがあります

万一贋物の場合は返品可能