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☆秘蔵 虎徹 赤穂義士 千馬三郎兵衛光忠所持佩刀 二尺三寸一分 伝来書 討入後元禄壬午十二月日兄宛書簡付☆
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出品者からのお知らせ
特別重要刀剣合格「倫光」
伝兼光折紙付未鑑定品のご紹介
→保存特保同時合格「倫光」
→昨年重要合格→本年特重一回で合格です
3月度審査合格
「水心子正秀 天明二年二月日「」他
おめでとうございます。
特別重要刀剣合格「倫光」
伝兼光折紙付未鑑定品のご紹介
→保存特保同時合格「倫光」
→昨年重要合格→本年特重一回で合格です
3月度審査合格
「水心子正秀 天明二年二月日「」他
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- オークションID:WA00001364
- 出品者情報(fuji5005)
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- 出品者情報
販売事業者 fuji5005 藤井 住所 787-0332
高知県 土佐清水市汐見町代表者名 22-10 ・ 通信販売業務責任者 藤井 幸美 電話番号 0880-82-3023 Eメールアドレス f-5000@cd.wakwak.com
本作は寛文初年に製作された正真虎徹となっています。
銘振りの正しさは掲載写真の通りで御座います。
本作は赤穂義士の中でも異才を放つ千馬三郎兵衛光忠所持佩刀で、討ち入りに用いられた御刀となっています。
千馬三郎兵衛光忠は、浅野内匠守の馬回りと宗分門改メ役を兼務する百石取の知遇を得る家臣でありましたが
大石内蔵助は光忠を一目見ただけでその優れた奇才を見抜き、藩主浅野内匠守に家臣の取成しを推挙されたと言われています。
千馬三郎兵衛光忠は機知に富む家臣である故に藩主内匠守長矩の良き相談相手として
蜜月時代もあったものと思われますが 何時しか良かれと思った直言が短気される内匠守の怒りをかい、
元禄十年十二月八日には閉門を申し付けられ、百石取から三十石への減封を余儀なくされ、
元禄十四年三月初めには光忠の方から浅野家へ暇願いを提出していた矢先に
その許しが出る前の同年三月十四日に刃傷事件に及ぶこととなり、
光忠は関係が修復されないままに於いても義を重んじ義に反すると思い留まり、浅野内匠守が討とうとした
吉良上野介を討つこととし、筆頭家老の大石内蔵助の盟約に加わったものとなっています。
赤穂義士の中には禄高は十石にも満たない家臣もおり、当時の百石取りは恵まれた
中堅家臣として優遇されていたものと思われ、馬回り役は主君とは最も近しく、
会話を交わす機会を最も得られた関係であったものと思われます。
本作の長曽祢虎徹入道興里は、寛文元年から寛文二年にかけての正真銘であり、
ハバキより上の刀身は実に瑞々しき同工の典型作として誇れる傑出なる出来映えを魅せておりますが、
ハバキ下より茎に到達したと思われる血飛沫血糊がハバキ下の刃区を錆びさせ、
茎の棟側面の一部に部分的点錆を生じさせています。
出来ることであれば本作は公の目に晒すことなく秘蔵としたい御品で御座いますが、
知られざる赤穂義士の一端の側面をより深く皆様に理解して頂きたく出品と相成りました。
単に長曽祢虎徹入道興里の正真刀としての価値のみではなく、千馬三郎兵衛光忠の実在されていた
時代の所持した稀少資料としての虎徹佩刀資料として意義感慨深く蜜月時代に
主君浅野内匠守長矩より手ずから授かった御刀とされており
上貝は金無垢製となり藩主以外に所有され得ない時代金無垢製となっています。
一時は妻と幼子(藤之丞)を連れ、赤穂を去る覚悟を決めた光忠が見せた行動は
赤穂浪士全体をもの士気を高めた事は推するに難くないものであったものと思われます。
幼子藤之丞の千馬宣忠となり、世間に赤穂浪士 英雄化が後押しされ岡山藩主池田公に召し抱えられています。
本作には御覧のような伝来書が付属しており、伝来書に付きましては落札者様にお渡しすることができますが
書簡については公に一度も公表されたことのない稀少な書簡であり、又、他の四十七士の書簡と
御一つの巻物の中に秘蔵されておる書簡につき、原本を御渡しすることはできませんが、
落札者様には千馬三郎兵衛光忠の思いの全てが御分り頂ける書簡の全文の写しを進呈させて頂く所存で御座います。
本作に付きましては成り行きで売却できる御品とは別格であり、
愛刀家の皆様のみならず、千馬三郎兵衛光忠の伊予松山藩松平隠岐守定直に預けられて際に
実兄宛てにしたためられた死を覚悟しての遺墨として 一人の最も崇高な武士の
一生分の魂が宿る言玉であり、現存無二の唯一知り得る資料となっています。
何方にも御見せしたことの無い秘蔵の御品として諸事情やむなくの御出品とさせて頂きました。
尚、長曽祢虎徹入道興里の刀身は細やかな地景織成す良く練れた板目肌が実に精美であり、
地沸斑なく万遍に輝きながら明りに翳すと一変透明感のある瑞々しき地鉄となり
焼幅ふくよかな匂口明るく冴渡る広直刃が湾れ心に焼かれ、
帽子も虎の顎風に延びしろが健体であり、刃中に厚い砂流しの妙味が際立ち、
細やかな金筋、帽子にも火炎が働くものとなっています。
刀身に見られる二か所の点錆は表面のみのものであり、容易に除去できる油分の変色、粉錆あと程度となっています。
ハバキ下の刃区部分に部分錆が見られますが、此方も研磨にて改善できるものであり、
産茎に伴う二つ胴土壇入 千馬三郎兵衛平光忠の所持銘もこの上なき資料となっています。
<旧家伝来委託品>
※申し訳御座いません落札手数料2.5%と送料のご負担をお願い致します(消費税請求無)
※私共出品の御品には全て刀袋が付属しています。刀剣所持者変更はがき同封致します※
※登録証は各都道府県で、鑑定書付きの場合は日刀保で出品前に照合確認済みです御安心下さい。
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~御知らせ~
○こちらのコーナーでは刀剣類の換金目的委託代理出品を御手伝いさせて頂いております。
≪信頼と実績≫の当方に どうぞ御気軽にご相談下さいませ。≪誠心誠意で賜わります≫
○委託販売・研磨諸工作等について詳しくは御電話かこちらまで御連絡の程宜しく御願い致します。
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!注意事項!
●評価御入札が少ない場合や即決完売となった時 已む無く取下げさせて頂く事がありますので、
ご理解の上御早目の御入札を頂きます様お願い致します。
●当方の(出品時の不備、破損等)責任となる場合は修繕や返品対応を致します。
●御落札後の勝手な(入札ミス他)お申出は双方に迷惑となりますので御注意下さい。
●当方では優品名品美術品を多く扱いさせて頂いております。その他未鑑定現状品、居合・抜刀用、
研磨練習用、研究参考用等々 其々のニーズに対応出来る御品を同時に出品致しておりますので
お写真を良く御覧頂き、詳しい御方は御自身の御判断で、初心者様には当方所見状態説明を御参考に
して頂きまして 十分御検討の上、ご自身の御納得の責任ある御入札と御取引をお願い致します。
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【商品説明追記】
本文中の「浅野内匠守の馬回りと宗分門改メ役」部分は「宗門改メ役」が正しく
「幼子藤之丞の千馬宣忠となり」の部分は 「藤之丞は千馬宣忠となり」が正しいものとなっています。
御見苦しきこと申し訳御座いません。お詫びして訂正させていただきます。