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☆特選名刀 日刀保特別保存刀剣合格 重要刀剣候補 古宇多 大磨上無銘 伊集院家伝来太刀☆ 鑑定書付き

登録証
都道府県 鹿児島県
発行年度 S37 
種別
長さ 71.6㎝
反り 1.6㎝
目釘穴 生一
銘文 表:無銘
裏:
備考
現在価格
入札総数 0 (入札履歴)
現在の権利者 -
残り時間 入札終了 (詳細な残り時間
終了予定時刻 2013-07-11 21:31:00.0
開始価格 10000 円
即決価格 -
(この金額で落札できます)
落札下限価格 設定なし
自動延長 設定あり
出品者からのお知らせ
12月度審査 特別保存合格
 (初心未鑑定保証品から)
  越中守正俊 二尺四寸八分
  和泉守国貞(二代) 兼定 他
 合格おめでとうございます。

※沢山の委託ご依頼誠に有難うございます
担当者所用の為来週から刀剣出品致します。
  • オークションID:WA00017768
  • 出品者情報(fuji5005)
  • 取引方法(支払い方法)
  • その他購入者が負担する手数料
  • 送料
    • 落札者負担
  • 出品者情報
    販売事業者 fuji5005 藤井
    住所 787-0332
    高知県 土佐清水市汐見町    
    代表者名 22-10 ・
    通信販売業務責任者 藤井 幸美
    電話番号 0880-82-3023
    Eメールアドレス f-5000@cd.wakwak.com
☆御刀の詳細☆
御写真と状態説明は後程掲載致します。


※申し訳御座いません落札手数料2.5%と送料のご負担をお願い致します(消費税請求無)
※私共出品の御品には全て刀袋が付属しています。刀剣所持者変更はがき同封致します※
※登録証は各都道府県で、鑑定書付きの場合は日刀保で出品前に照合確認済みです御安心下さい。
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~御知らせ~
○こちらのコーナーでは
刀剣類の換金目的委託代理出品を御手伝いさせて頂いております。
≪信頼と実績≫の当方に どうぞ御気軽にご相談下さいませ。≪誠心誠意で賜わります≫
委託販売・研磨諸工作等について詳しくは御電話かこちらまで御連絡の程宜しく御願い致します。
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!注意事項!
●評価御入札が少ない場合や即決完売となった時 已む無く取下げさせて頂く事がありますので、
 ご理解の上御早目の御入札を頂きます様お願い致します。
●当方の(出品時の不備、破損等)責任となる場合は修繕や返品対応を致します。
●御落札後の勝手な(入札ミス他)お申出は双方に迷惑となりますので御注意下さい。
●当方では優品名品美術品を多く扱いさせて頂いております。その他未鑑定現状品、居合・抜刀用、
 研磨練習用、研究参考用等 其々のニーズに対応出来る御品を同時に出品致しておりますので 
お写真を良く御覧頂き、詳しい御方は御自身の御判断で、初心者様には当方所見状態説明を御参考に
して頂きまして 十分御検討の上、ご自身の御納得の責任ある御入札と御取引をお願い致します。

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※当方出品時の オリジナル写真、説明文は無断転載、使用禁止となっています。※
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【商品説明追記】
寸法   元幅:約3.3cm 元重:約8mm 先幅:約2.5cm 先重:約5.7mm





本作は 身幅 重ね 極めて健全であり、元幅は3.3センチ、重ねは8ミリと研減りを見せない健全さであり、
先幅も2.5センチ、先重ね5.7ミリなる相州伝傑出大磨上無銘太刀となってます。
刀身重量は912グラムと破格であり、本太刀の伝来は薩摩伊集院家伝来の傑出なる作域を奏でる
相州伝上工の作であり、地鉄の鍛えは大板目肌に杢が交わり、渦巻き風の肌合いは随所に現れ、
地景が織成されており、見るからに相州上工中とりわけ郷則重に看取される肌合いとなり、
焼刃は明るく沸の妙味溢れる湾れを基調に互の目の交わる表裏健全な焼刃となり、
刃中には 砂流し 二重刃 金筋が絶えることなく随所に現れており、
太刀としての差表の帽子は湾れこんで突き上げて深く返り、
差裏は突き上げて焼詰風に帰り、両面共に金筋火炎が著しい作域となっています。
豪壮なる造り込みの中切先体配として、鎌倉末期蒙古襲来時の文永の役から弘安の役の教訓より
製作された左文字の作と鑑ても、自然であり、中切先と云えども南北朝期の作刀に比較して
本作は如何にも肉厚であり、左文字 乃至 則重(杢目肌) 乃至 古宇多初代國房の作と観て当り同然なるも
刃中に絶え間なく現れた 砂流し 金筋 二重刃は、
島津家に伝来された別格の伝 正宗刀として 家臣に授け 
奮起を促し、伊集院家に与えられし名刀であったことは想像に難くなく、
江戸時代後期より近年までに至るまで脈々と伊集院家に伝来されし名刀となっています。
伊集院兼寛は西郷隆盛、西郷従道兄弟や、大久保利通等との関係が深く
薩摩藩きっての行動派の武士として活躍し、文久二年の寺田屋騒動に於いても
有馬新七の同志として討幕計画に参加するも島津藩主の攻略により帰国し
表向きの謹慎処分を受けさせられ、又、翌年文久三年の禁門の変に於いては
斥候として参加し、藩主より功賜金を賜られたことでも
謹慎処分が徳川幕府への表向きの策略であったことが理解できるものと思われます。
又 島津公は 東郷平八郎にも 日本刀の最初期年号の刻された 「行正の太刀」も時代の担い手に授けており
本作も又 海軍大将 元帥 連合艦隊司令長官 伊集院五郎の佩刀となる 
選りすぐりの 相州伝傑作の太刀となっています。

伊集院兼寛
明治4年(1871年)大蔵省に出仕。明治初期の会計制度の整備に尽力。
同6年(1873年)海軍省に入省。翌年に海軍少将に昇進。
台湾出兵の事務処理を手がける。同10年の西南戦争では四国方面の情勢探索活動に従事。
同11年(1878年)元老院議官に就任。同20年(1887年)子爵を授けられ華族に列する。
同23年(1890年)帝国議会創設により貴族院議員に就任。同30年まで務める。
同31年(1898年)4月16日勲一等瑞宝章を授与される。その4日後の4月20日死去。

伊集院五郎 水雷研究 日露戦争の功 海軍大将 元帥 連合艦隊司令長官 海軍群司令部長
伊集院彦吉 パリ講和会議全権委員 外務省情報部長 外務大臣

等の輝かしい経歴を持つ伊集院家に、相州伝最高峰の名刀正宗として伝えられし御品であったという
言い伝えは当然であり、連合艦隊司令長官の佩刀とされるものは、
正宗以外にない佩刀であったと首肯されるものと思われます。
日刀保に於ける 古宇多 の極めも当り同然として享受されるものとします。