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最上作で名工「南紀重国」の、二代「文殊重国」に極められた2尺9分の摺上刀(日刀保・保存鑑定書付)
都道府県 | 岩手県 |
---|---|
発行年度 | 昭和40年 |
種別 | 刀 |
長さ | 63.5cm |
反り | 1.6cm |
目釘穴 | 3個 |
銘文 | 表:なし |
裏:なし | |
備考 | 大摺りあげ |
現在価格 | : | - |
---|---|---|
入札総数 | : | - |
現在の権利者 | : | - |
残り時間 | : | 入札終了 (詳細な残り時間) |
終了予定時刻 | : | 2013-03-23 21:14:00.0 |
開始価格 | : | - |
即決価格 | : | - |
(この金額で落札できます) | ||
落札下限価格 | : | - |
自動延長 | : | 設定あり |
- オークションID:WA00012374
- 出品者情報(bentaka1234)
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刀剣登録証記載事項:昭和40年7月23日、岩手県教育委員会 12893号、種別 刀、長さ(刃長)63.5cm、反り 1.6cm、目釘穴 3個
文殊重国とは、新刀大和伝で名高い「南紀重国」の二代で、世に文殊重国と言われる刀工です。南紀重国は慶長年間(江戸時代初期)に徳川家康に召し出されて鍛刀しており、また紀州頼宣の抱え鍛冶として紀州に移住し、その後、文殊重国はじめ子孫が代々にわたり活躍したとされています。この文殊重国も、初代・南紀重国の作風を継承し、素晴らしい作品を多く残しております。
出品の文殊重国は、大摺上げの2尺9分で、刀としては小ぶりと言えますが、当時の戦闘様式である片手打とも称されてその時代を反映し、長さ身幅頃合の刀となっております。
画像でもお判りのように、元先の幅差が少なく、中切先・反り浅めで鎬やや高めの実に調和のとれた造りこみになっています。手にしっとりと馴染む重さです。
地鉄は、板目肌が細かく肌立ち、鎬地は柾となり、地沸が付いています。刃文は太めの直調湾れに互の目が交じり、二重刃が見えます。
これらの特徴から文殊重国に極められて、まさに最上作の初代「南紀重国」を彷彿とさせています。
はばきは素銅の時代はばき、白鞘。摺上げ茎(なかご)は丸棟で、画像でご覧のように掟通りの名刀然として美しい茎となっております。茎千両と言われますが正にそんな茎と思います。刀身中程に3枚目画像の通り刃中に錆が出ております。研ぎは古研ぎの部類ですが鑑賞には左程気になる程では無いと思います。
気軽に座右に置いて楽しめる名刀と思います。
文殊重国とは、新刀大和伝で名高い「南紀重国」の二代で、世に文殊重国と言われる刀工です。南紀重国は慶長年間(江戸時代初期)に徳川家康に召し出されて鍛刀しており、また紀州頼宣の抱え鍛冶として紀州に移住し、その後、文殊重国はじめ子孫が代々にわたり活躍したとされています。この文殊重国も、初代・南紀重国の作風を継承し、素晴らしい作品を多く残しております。
出品の文殊重国は、大摺上げの2尺9分で、刀としては小ぶりと言えますが、当時の戦闘様式である片手打とも称されてその時代を反映し、長さ身幅頃合の刀となっております。
画像でもお判りのように、元先の幅差が少なく、中切先・反り浅めで鎬やや高めの実に調和のとれた造りこみになっています。手にしっとりと馴染む重さです。
地鉄は、板目肌が細かく肌立ち、鎬地は柾となり、地沸が付いています。刃文は太めの直調湾れに互の目が交じり、二重刃が見えます。
これらの特徴から文殊重国に極められて、まさに最上作の初代「南紀重国」を彷彿とさせています。
はばきは素銅の時代はばき、白鞘。摺上げ茎(なかご)は丸棟で、画像でご覧のように掟通りの名刀然として美しい茎となっております。茎千両と言われますが正にそんな茎と思います。刀身中程に3枚目画像の通り刃中に錆が出ております。研ぎは古研ぎの部類ですが鑑賞には左程気になる程では無いと思います。
気軽に座右に置いて楽しめる名刀と思います。