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日本刀 琉球政府第三三三号 新刀上々作 津田近江守助直(検索:刀・太刀・鍔・目貫・縁頭・鎧・兜・甲冑・刀・鍔) 激レア

登録証
都道府県 沖縄県
発行年度 一九六六年 
種別
長さ 二尺三寸二分
反り 不明
目釘穴 一個
銘文 表:津田近江守助直
裏:延宝三年八月日
備考 琉球政府第三三三号 大名登録
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残り時間 入札終了 (詳細な残り時間
終了予定時刻 2013-04-16 23:43:00.0
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出品者からのお知らせ
小生大阪府在住の刀剣収集家で御座います。研究目的で所有していた収蔵品を放出致します。業者ではなく全て『個人蔵』のためうぶだしの状態が多く掘り出し物も沢山あると思います。文化財として大切にして頂ける御方に御譲りしたいと考えております。
・種別:刀
・長さ:二尺三寸二分有之
・反り:不明
・銘文:(表)津田近江守助直 (裏)延宝三年八月日
・目くぎ穴:一個
・元幅:三・〇四センチメートル有之
・先幅:二・六三センチメートル有之
・元重:〇・六七センチメートル有之
・先重:〇・五二センチメートル有之
・登録:琉球政府文化財保護委員会 第三三三号
・位列:新刀上々作

【見所】
津田孫太夫。寛永十六年近江国野洲郡喬木村に生れる。二代助広門人となり延宝三年ころ助広の妹婿となる。寛文八年より元禄六年までの作刀がある。近江守受領の年月は明らかでないが寛文十年八月日の作刀には近江守助直と銘しているのでおそらくその前年ころに近江大掾を受領してほどなく守に転じたものであろう。銘は天和二年以降は表裏ともに草書に切っており延宝三年の作刀からは津田姓を切り添えている。本作鎬造の刀で小板目がよくつんで地沸がつく。刃紋は濤乱刃風の角張った互の目乱であって沸・匂が深く葉入り砂流しが掛かる。帽子は直ぐで小丸がやや下がり気味になる。表・裏共に草書で銘を切っており裏銘から延宝三年の作と考えられる。本作琉球政府文化財保護委員会(現在の沖縄県)の大名登録で旧所有者は薩摩藩の家中と聞き茎の状態にも納得が行く。薩摩では実戦で柄から茎が抜けないようにするため塩をつける作法があり本作も同じように戦場で働いていたのではないだろうか。錆身(うぶだし)の状態で入手したが研磨は研磨師に出して済ませており武用にも鑑賞にも向く物切れしそうな名刀である。落札者様は落札して購入後銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要となります。