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土佐藩主　山内容堂公　愛刀【慶應二年八月日於東武土佐藩左行秀造之】二尺四寸七分　刀苑社認定書附産茎在銘、鞘を払った重量1.2ｋg 鑑定書付き

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商品に関するQ&A
「左行秀」は文化十年（1813年）筑前国に生まれ、姓を豊永、名を久兵衛と言い、「左文字三十九代末孫」と称しています。天保の初め頃、江戸に出て「細川正義」の門人「清水久義」に入門し鍛刀の技術を学び、弘化三年（1846年）に土佐藩山内家のお抱え工となり、土佐藩の「御鉄道具御用兼藩工」の知遇を得、彼の亡き後には土佐藩工のお役目を継いでおります。土佐藩候山内容堂公気に入られ容堂公の愛刀を多数作刀しています。行秀は古刀期の「江義弘」や「志津」、新刀期の「虎徹」や「真改」に私淑したものと見る事ができます。　特に「真改」を狙った作品には、平肉なく身幅が広く切先が伸びて、反り深く棟を大きく卸して鎬の高い造り込みになっており、体配は違えども地鉄や刃文の様相はまるで真改を見るような作品があります。本刀は新々刀最上作にして清麿と並び称される大名工である左行秀の『慶應二年八月日　於 東武土佐藩左行秀造之』　太刀銘で二尺四寸七分の長寸で元幅３．５５センチ、先幅２．４５センチもある１キロ超の豪壮刀で、【刀苑社】上々作認定書附の産茎在銘目釘穴一個で金着一重化粧ハバキが誂えられ上質木葉巻白鞘に収められた、生まれの良さの伺える一振りです。登録は行秀の本国である高知県４９年の登録です。本作は長寸で重ねの厚い元幅の広い豪壮な太刀姿で鎬を高く鎬幅を狭く切先延び姿良く反り深からず行秀の掟通りな姿格好です。地鉄は、柾目肌細かく約みて小杢目の如く無地風に綺麗で上光りしています。刃文は、広直湾調互の目交じり、小沸出来の刃縁は明るく冴え、金筋・砂流し・足入るなど行秀の特徴が良く現れています。帽子は、掟通り太直小沸小丸で返りは浅く返っています。茎は、産茎在銘、年期入り目釘穴一個で、朽ち込みも全く無く丁寧な化粧鑢が施され長く立派に仕上げられていて丸棟栗形小尻で行秀の掟通りです。　銘切りの鏨運びも日本刀講座や新々刀大鑑の押し型にある行秀の手癖が良く現れています。左行秀の作は特に晩年慶応元年、五十三歳頃からの作品が傑出していてこれが愛刀家の垂涎の的となっています。この当時行秀に作刀を命じた土佐藩主山内容堂は今様の『正宗』なりと絶賛しました。容堂公の愛刀も多数作刀しています。但し土佐藩と添銘あるのは数が少なく非常に資料的価値が高いです。本刀も傑出の出来で、行秀作刀中の最高の出来と考えます。まさに剛刀と言えます。【刀苑社】は昭和４０年に設立され、刀剣類の書物を出版しており、昭和４９年から刀剣・刀装具の審査も始めました。主催者の村上孝介氏（号剣掃）は本阿彌 光遜先生の高弟で高名な刀剣研究者で鑑定家でもあり、昭和５３年７月に亡くなっておられます。写真では左行秀の資料を添付しています。（名工一覧）本作と何ら変わらない銘振りです。どうぞ鑑定に出して下さい。【種　別】　太刀　【刃　長】　７５．４ｃｍ　【反　り】１．５ｃｍ　【目釘穴】1個　【銘文】表　慶應二年八月日　【銘文】裏　於 東武土佐藩左行秀造之　【元　重】０．８ｃｍ　　【先　重】０．６ｃｍ　【元　幅】３．５５ｃｍ　【先　幅】２，４５ｃｍ　【ハバキ】金着せ一重化粧ハバキ。　鞘を払って1.2?　刀身のみ1.05?　【認定書】刀苑社　上々作認定書附・・・・・・・・・・・【刀苑社】昭和40年に設立され、刀剣類の書物を出版していたが昭和49年から刀剣・刀装具の審査も始めました。主催者の村上孝介先生は昭和53年7月に亡くなっています。代表の村上孝介先生は（号剣掃）本阿彌光遜先生の高弟で高名な刀剣研究者で鑑定家でもあり、設立時のメンバーは代表の村上先生、得能一男先生（刀剣研究の第一人者）、辻本直男先生（文化財保護委員会美術工芸課刀剣主任）、大橋俊彦先生（慶應義塾大学医学博士）、福永酔剣先生（刀剣研究の第一人者）、里見豊先生（美術商、村田昌三郎先生（本阿弥光遜先生門下生）、吉野辰雄先生（刀剣押形の名人で真偽鑑定の名人）、野崎晴久先生（刀剣商の重鎮）、本阿弥光博先生（本阿弥光遜の二代目、日本刀研究会の会長）と日本刀剣界の錚々たるメンバーです。ある意味今日の日刀保の審査以上に刀剣に対する知識、見識をお持ちで、信頼が持てるかと考えます。刀苑社発行の創刊号の写真を一部添付しますので、参考にして下さい。弟子には現代刀剣研究家第一人者の中原信夫先生が居られます。刀苑社の中原信夫先生は刀の鑑賞（基本と実践）などの著書を世にだされ、日刀保の鑑定入札の講師として招かれる程の刀剣鑑定家としてご活躍され本阿彌光遜先生、師村上孝介先生から続く鑑定家の大家として、現在も刀苑社の血脈を今に伝え刀剣界にその名を知られております。 落札手数料の2,625％のご負担をお願いします。
【商品説明追記】
たくさんのウオッチありがとうございます。直接取引もＯＫです。私のアドレスbkdat805@rinku.zaq.ne.jpか若しくは携帯090-5884－0695までご連絡下さい。よろしくお願いします。