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肥前国住武蔵大掾藤原忠廣 (江戸初期ー肥前)
都道府県 | 大阪府 |
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発行年度 | 昭和26年7月17日 |
種別 | 太刀 |
長さ | 二寸三寸八分 |
反り | 六分 |
目釘穴 | 一個 |
銘文 | 表:肥前国住武蔵大掾藤原忠廣 |
裏: | |
備考 |
現在価格 | : | - |
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入札総数 | : | - |
現在の権利者 | : | - |
残り時間 | : | 入札終了 (詳細な残り時間) |
終了予定時刻 | : | 2014-06-09 23:17:00.0 |
開始価格 | : | - |
即決価格 | : | - |
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落札下限価格 | : | - |
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- オークションID:WA00030945
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♥ | 初代忠吉について | ||||
肥前国忠吉(初代)の作である。橋本新左衛門忠吉と称し鍋島直茂公に召出されて、慶長元年上京して埋忠明寿門に入る。元和十年(寛永元年)武蔵大掾受領と共に、銘を『忠廣』と改める。切味位列では『最上大業物』、新刀位列では『最上作』と共に最上位ランクであり、新刀を代表する最上位刀工である。この作は武蔵大掾受領後直ぐの寛文三年頃の作で、忠吉晩年の最も技量が成熟の域に達した頃の作です。出来優れ初代忠吉渾身の優作である。 | |||||
♥ | 鑑定書・登録書 | ||||
昭和50年 7月1日指定 第23回重要刀剣 文化財保護委員会昭和26年7月17日 大阪教第6953号 太刀 二寸三寸八分 反り 六分 目釘穴1個 | |||||
♥ | 法量(参考値) | ||||
長さ71.8糎・元幅3.3糎・先幅2.3糎・鋒長4.0糎・茎長さ21.0糎・茎反りごく僅か。 | |||||
♥ | 鞘書き | ||||
本間薫山博士 | |||||
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♥ | 支払方法 | ||||
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【商品説明追記】
(2014年 5月 26日 21時 21分 追加)
重 要 刀 剣 (法量)長さ71.8cm 反り1.7cm 元幅3.3cm 先幅2.3cm 鋒長4.0cm 茎長さ20.1 茎反りごく僅か (形状 )鎬造、庵棟、身幅広く、反りやや深く、中鋒延びごころ、 (鍛)小板目肌よくつみ、地沸つく。 (刃文)広直刃調に浅くのたれ、相互の目足入り、匂い深く沸よくつき、砂流しかかる。 (帽子)直ぐに丸く返る(彫物)表裏に棒樋を丸止(茎)生ぶ、先刃上栗尻、やすりがけ目切り、目釘穴一、はき表、棟寄りに長銘がある(説明)肥前国初代忠吉は元和十年に再度上洛して武蔵大掾を受領し、名を忠広と改めた。そして寛永 (元和十年改元)八月吉日紀の物より忠広銘の作刀が存在する。その銘振りにはこの刀に見るものより太鏨のものからもっと細鏨の物まで数種あり、代作者の存在が創造できる。この刀は小板目がよくつんだ特色ある鍛えに、広直刃調に互の目足入りの刃文を焼き、帽子は直ぐに丸く返るという得意の作風を示している。
(2014年 5月 26日 21時 21分 追加)
鑑刀日々抄(続) ○刀 銘 肥前国住武蔵大掾藤原忠廣 二・三七尺、孔一ケ。身幅広く、切先尋常、鎬高く、腰反りややふんばる。鍛小板目つまって立ち、地景細かに入り、地沸よくつく。刃文沸出来の広直、やや荒めの沸交じり、ほつれ・砂流し・沸筋あり、足・葉入る。帽子一段と焼深く、直ぐに小丸に帰り、掃掛かる。表裏に両チリの棒樋をかき流し、樋先少し下がる。 年期が無いが表の銘振りから寛永三年頃の作と思われるもので、刃中に秀岸の名残りがあり、地刃ともに二代以後の忠吉に比して技巧が目立たず力づよい。(会員・某氏の為に鞘書きする。)
(2014年 5月 26日 21時 21分 追加)
新古名刀図譜 第26回全国大会 重要刀剣 一八八 刀 銘 肥前国住武蔵大掾藤原忠廣 長さ 七一・八(ニ尺三寸六分) 反り一・七(五分六厘) この刀は小板目がよくつんだ特色ある鍛に、広直刃調に互の目足入りの刃文を焼き匂口がふだんより深く、帽子は直ぐに丸く返るという得意な作風を示している。銘振りからみて寛永元年八月から寛永二年ニ月頃までの作である。
(2014年 5月 26日 21時 22分 追加)
大阪名刀図譜 第39回全国大会 131 重要刀剣 刀 銘 肥前国住武蔵大掾藤原忠廣(太刀銘) 長さ・ニ尺三寸八分 反り・六分 先幅・八分 元幅・一寸一分 元重・三分 鎬造、庵棟、表裏棒樋、身幅広く重ね厚い造込み。地金・小板目流れ心に極めてよく約み、地沸微塵に厚い。刃文・中直刃調に浅く湾れ、互の目足・葉入り、刃中しきりに沸裂け、沙流し金筋もあらわれる覇気に飛んだ作。内田疎天翁の鞘書に『恐らく最初の大掾作品なるべし 』とあり、初代忠吉寛永元年受領改名直後の作品と思われる。
(2014年 5月 26日 21時 22分 追加)
重要刀剣 六ニ、 刀 肥前国住武蔵大掾藤原忠 (法量)長さニ尺三寸七分(七一・八糎)、反り六分弱(一・七糎)、元幅一寸一分弱(三・三糎)、先幅七分半(ニ・三糎)、鋒長一寸三分強(四・○糎)、茎長さ六寸六分強(ニ○・一糎)茎反りごく僅か。 形状 ) 鎬造、庵棟、身幅広く、中鋒延びごころ、反り浅くつく。 鍛)小板目よくつみ、地沸つく。 刃文)広直刃調に浅く湾れ、互の目交じり、足・葉頻りに入り、地沸くつき、砂流しかかる。 帽子)直ぐに先丸、僅かに返り、先掃かける。 彫物)表裏棒樋掻流す。 茎)生ぶ、先栗尻、鑢目切、目釘孔一。 説明)年期は無いが堂々として沸くつき、刄中の働きが豊富でなかなかの力作でそれを補うものである。肥前刀には稀に欠画のあるものがみられるが、この刀は『藤』の字の草冠の下のつくりの七画目が欠画となっている。これは銘振りからみて寛永二年八月頃のものとみられ、同三年二月頃までのものに稀に『原』の字の『小』の二画目が『小』と反対に跳ね上げたものがみられる。