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☆◆☆ ウブ品!初夢!「三条宗近(平安期)」28.3cm 振袖中心・京彫!素晴らしい出来!三日月(打のけ有り!)☆◆☆ 激レア

登録証
都道府県 大阪府
発行年度 昭和34年 
種別 短刀
長さ 28.3cm
反り 0.2cm
目釘穴 3個
銘文 表:宗近
裏:なし
備考 平成24年10月9日 再交付
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終了予定時刻 2013-01-06 23:16:00.0
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俗に言われています「三日月三条(三条宗近)」の出品です。この短刀は、長い間、旧家で眠っていましたが、今年の10月に世に出てきた短刀で、全くのウブ品で、夢たっぷりの品です。三条宗近は、平安期の京で大活躍した刀工で有ることは誰もが知っています。本短刀は、表に京彫の草の倶利伽羅彫り、裏には二本樋で、宗近の短刀は極僅かですが反りが有るのが特徴です。本作は、板目肌良く詰んだ地鉄に杢交え大肌がゆったりと現れ、沸本位の仕立に小丁子乱れ刃縁刃中共に働きが豊かで、打のけ交え、宗近の特徴が良く現れた一振りです。是非次回の審査に出してください。協会を驚かせる一振りに成ると思います。銘は非常に良いと思います。匂切れ・刃切れ・鍛え割れ・脹れ・シナエ・曲がりは有りません。古研ぎですが鑑賞は十分に可能で、多少の錆跡・手入れによるヒケ疵は存在しますが、平安期の刀ですと無傷無欠点と言っても過言では無い短刀です。安心して入札してください。オークション手数料の2.625%は落札者様に負担頂いていますので宜しくお願いします。

三条宗近は、平安時代の刀工。山城国京の三条に住んでいたことから、「三条宗近」の呼称があり、永延年間(10世紀)の人物で、国風(藤原/王朝)文化が確立し、摂関貴族・武士階級が出現したこの時代、一連の文化思潮に同調して、「鎬造・湾刀」の日本刀の様式もまた確立し、宗近は、その日本刀確立期である中世初期の代表的名工として知られている。一条天皇の宝刀「小狐丸」を鍛えたことが謡曲「小鍛冶」に取り上げられているが、作刀にこのころの年紀のあるものは皆無であり、その他の確証もなく、ほとんど伝説的に扱われている。現存する有銘の作刀は極めて少なく「宗近銘」と「三条銘」とがあります。代表作は、「天下五剣」の一つに数えられる、徳川将軍家伝来の国宝「三日月宗近」。
作風は板目肌がよく詰み、地沸がつき、小乱れ刃、匂が深く小沸がついて、三日月形の「打のけ」と称される刃文などが見られます。本作も、画像でお判りの通り、打ちのけもあり、宗近の特徴が良く出ています。

今年の10月9日に再交付されていますが、それまでは旧家の蔵にあり、今年日の目を見た短刀です。夢の宗近です。