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☆重要美術品☆千手院義弘☆二尺三寸一分 紀州徳川家伝来 本阿弥光温折紙 重要美術品全集所載証明書付 宝物太刀☆
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- オークションID：WA00002667
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- 出品者情報
販売事業者 fuji5005 藤井 住所 787-0332
高知県 土佐清水市汐見町代表者名 22-10 ・ 通信販売業務責任者 藤井 幸美 電話番号 0880-82-3023 Eメールアドレス f-5000@cd.wakwak.com
※商品詳細※
本作は、昭和十六年四月九日に重要美術品に指定された宝物太刀で御座います。
指定となる根源は遥か江戸初期に遡り、寛永十九年九月三日に
本阿弥光温が千手院義廣に正しく見極められたことによるものであり、代金子二拾枚の御代が示されています。
現存される折紙は、此方に提示された十一代本阿弥光温より現存されるもので、
それ以降の十二代光常 十三代光忠 十四代光勇 十五代光純等の折紙金象嵌が現存されるものが
重要及び 特別重要刀剣に指定される礎となっており、刀剣の見極め鑑定を専門の業とした
大徳川家御抱職 本阿弥家の名声と地位を確立されたのが 十一代光温であり、
本折紙が現存される事は如何にも稀少な事例であると思われます。
千手院派の宝物刀剣は、国の指定品として総数七口が数えられ、
本作は、僅かに四振りしか指定品が見られない重要美術品の中の一口となっています。
四口の所在は国立博物館一口、黒川古文化研究所一口、本作を含めた個人蔵が二口のみであり、
その他には国宝太刀 千手院長吉 貞治五年丙午(大山済神社) 重要文化財には二口指定品があり、
力王太刀(栃木県足利市鶏足寺) 三鈷柄剣 重吉入道作 元享二二正月七阿闍利頼宣(個人蔵)の
国指定品は僅かに七口であり、国宝の大太刀は南北朝期の作で、重要文化財は二口とも鎌倉末期の作、
重要美術品四口は全て鎌倉期の作となっています。
その現存品の中でも千手院派の名前を高めた著名工に、千手院義弘がおられます。
千手院派の作の中でも相州風が強く看取される作域と古来称されており、
「刀工大鑑」の著者 得能一男氏によれば「越中江義弘は大和から北陸に移住した一群の千手院系鍛冶の一人であった事を示すもので、
古来云われている様な 相州正宗との師弟関係を示すような特色は見当たらず、
正宗を生んだ相州鍛冶の内に伝えられた大和伝の特色が正宗の作刀に表れると同じように
大和系鍛冶である 江義弘の作刀にも大和伝の特色が表れている 両者に共通点があるとすれば
相州伝鍛冶としての共通点ではなく、寧ろ大和伝系の鍛冶としての時代的な共通性である。
千手院義弘の作域を称して 地鉄は板目で肌が流れて地沸がつき 刃文は湾乱れ皆焼等で
金筋稲妻が走り 帽子は乱れ込んで掃きかけており、越中の江義弘との関連も窺われると
得能一男氏も示唆されており、江戸時代初期の本阿弥家の解釈の中でも
「大和志津」と「志津」「千手院義弘」と「江義弘」の結びつきを暗に示されたものであった事も得能氏は云わんとされています。
本作は、一説に最後まで豊臣方に於いて多大なる活躍をされた木村長門守所持と伝えられており、
それ以前は細川幽斎から織田信長の佩刀の一口であったと伝えられ、
信長の指料であった際には正宗の作刀として伝えられていた御品であり、
江戸期藩政時代に至って徳川家に渡り、現在の千手院義弘の極メになられた御品となっています。
茎尻は剣形であり磨り上げられても正宗の作刀は剣形にされると云う掟も頷ける茎仕立てであり、
又元来よりの鎌倉期の産茎としての風合いを兼ね備えているようにも見られます。
本作は、大板目肌がよく練れた美しい地景織成す精美な地鉄となり、地沸眩いばかりによくつき
匂縁深い一見湾刃に見える焼刃の刃中は、沸足の良く入った互ノ目乱れが連なり、
表裏上品に雅味溢れる作域を奏でています。
疵欠点のない定寸越えを有する姿美しき宝物健全太刀となっています。
世が世であれば求めて入手し辛き珠玉の名刀であったに違いありませんが、
僅かに国指定金七口の中でも 最も著名なる千手院義弘の沸の妙味溢れる一口逸品を御紹介させて頂きます。
※申し訳御座いません落札手数料2.5％と送料のご負担をお願い致します（消費税請求無）
※私共出品の御品には全て刀袋が付属しています。刀剣所持者変更はがき同封致します※
※登録証は各都道府県で、鑑定書付きの場合は日刀保で出品前に照合確認済みです御安心下さい。
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～御知らせ～
○こちらのコーナーでは刀剣類の換金目的委託代理出品を御手伝いさせて頂いております。
≪信頼と実績≫の当方に どうぞ御気軽にご相談下さいませ。≪誠心誠意で賜わります≫
○委託販売・研磨諸工作等について詳しくは御電話かこちらまで御連絡の程宜しく御願い致します。
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！注意事項！
●評価御入札が少ない場合や即決完売となった時 已む無く取下げさせて頂く事がありますので、
ご理解の上御早目の御入札を頂きます様お願い致します。
●当方の（出品時の不備、破損等）責任となる場合は修繕や返品対応を致します。
●御落札後の勝手な（入札ミス他）お申出は双方に迷惑となりますので御注意下さい。
●当方では優品名品美術品を多く扱いさせて頂いております。その他未鑑定現状品、居合・抜刀用、
研磨練習用、研究参考用等々 其々のニーズに対応出来る御品を同時に出品致しておりますので
お写真を良く御覧頂き、詳しい御方は御自身の御判断で、初心者様には当方所見状態説明を御参考に
して頂きまして 十分御検討の上、ご自身の御納得の責任ある御入札と御取引をお願い致します。
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本作は、昭和十六年四月九日に重要美術品に指定された宝物太刀で御座います。
指定となる根源は遥か江戸初期に遡り、寛永十九年九月三日に
本阿弥光温が千手院義廣に正しく見極められたことによるものであり、代金子二拾枚の御代が示されています。
現存される折紙は、此方に提示された十一代本阿弥光温より現存されるもので、
それ以降の十二代光常 十三代光忠 十四代光勇 十五代光純等の折紙金象嵌が現存されるものが
重要及び 特別重要刀剣に指定される礎となっており、刀剣の見極め鑑定を専門の業とした
大徳川家御抱職 本阿弥家の名声と地位を確立されたのが 十一代光温であり、
本折紙が現存される事は如何にも稀少な事例であると思われます。
千手院派の宝物刀剣は、国の指定品として総数七口が数えられ、
本作は、僅かに四振りしか指定品が見られない重要美術品の中の一口となっています。
四口の所在は国立博物館一口、黒川古文化研究所一口、本作を含めた個人蔵が二口のみであり、
その他には国宝太刀 千手院長吉 貞治五年丙午(大山済神社) 重要文化財には二口指定品があり、
力王太刀(栃木県足利市鶏足寺) 三鈷柄剣 重吉入道作 元享二二正月七阿闍利頼宣(個人蔵)の
国指定品は僅かに七口であり、国宝の大太刀は南北朝期の作で、重要文化財は二口とも鎌倉末期の作、
重要美術品四口は全て鎌倉期の作となっています。
その現存品の中でも千手院派の名前を高めた著名工に、千手院義弘がおられます。
千手院派の作の中でも相州風が強く看取される作域と古来称されており、
「刀工大鑑」の著者 得能一男氏によれば「越中江義弘は大和から北陸に移住した一群の千手院系鍛冶の一人であった事を示すもので、
古来云われている様な 相州正宗との師弟関係を示すような特色は見当たらず、
正宗を生んだ相州鍛冶の内に伝えられた大和伝の特色が正宗の作刀に表れると同じように
大和系鍛冶である 江義弘の作刀にも大和伝の特色が表れている 両者に共通点があるとすれば
相州伝鍛冶としての共通点ではなく、寧ろ大和伝系の鍛冶としての時代的な共通性である。
千手院義弘の作域を称して 地鉄は板目で肌が流れて地沸がつき 刃文は湾乱れ皆焼等で
金筋稲妻が走り 帽子は乱れ込んで掃きかけており、越中の江義弘との関連も窺われると
得能一男氏も示唆されており、江戸時代初期の本阿弥家の解釈の中でも
「大和志津」と「志津」「千手院義弘」と「江義弘」の結びつきを暗に示されたものであった事も得能氏は云わんとされています。
本作は、一説に最後まで豊臣方に於いて多大なる活躍をされた木村長門守所持と伝えられており、
それ以前は細川幽斎から織田信長の佩刀の一口であったと伝えられ、
信長の指料であった際には正宗の作刀として伝えられていた御品であり、
江戸期藩政時代に至って徳川家に渡り、現在の千手院義弘の極メになられた御品となっています。
茎尻は剣形であり磨り上げられても正宗の作刀は剣形にされると云う掟も頷ける茎仕立てであり、
又元来よりの鎌倉期の産茎としての風合いを兼ね備えているようにも見られます。
本作は、大板目肌がよく練れた美しい地景織成す精美な地鉄となり、地沸眩いばかりによくつき
匂縁深い一見湾刃に見える焼刃の刃中は、沸足の良く入った互ノ目乱れが連なり、
表裏上品に雅味溢れる作域を奏でています。
疵欠点のない定寸越えを有する姿美しき宝物健全太刀となっています。
世が世であれば求めて入手し辛き珠玉の名刀であったに違いありませんが、
僅かに国指定金七口の中でも 最も著名なる千手院義弘の沸の妙味溢れる一口逸品を御紹介させて頂きます。
※申し訳御座いません落札手数料2.5％と送料のご負担をお願い致します（消費税請求無）
※私共出品の御品には全て刀袋が付属しています。刀剣所持者変更はがき同封致します※
※登録証は各都道府県で、鑑定書付きの場合は日刀保で出品前に照合確認済みです御安心下さい。
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～御知らせ～
○こちらのコーナーでは刀剣類の換金目的委託代理出品を御手伝いさせて頂いております。
≪信頼と実績≫の当方に どうぞ御気軽にご相談下さいませ。≪誠心誠意で賜わります≫
○委託販売・研磨諸工作等について詳しくは御電話かこちらまで御連絡の程宜しく御願い致します。
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！注意事項！
●評価御入札が少ない場合や即決完売となった時 已む無く取下げさせて頂く事がありますので、
ご理解の上御早目の御入札を頂きます様お願い致します。
●当方の（出品時の不備、破損等）責任となる場合は修繕や返品対応を致します。
●御落札後の勝手な（入札ミス他）お申出は双方に迷惑となりますので御注意下さい。
●当方では優品名品美術品を多く扱いさせて頂いております。その他未鑑定現状品、居合・抜刀用、
研磨練習用、研究参考用等々 其々のニーズに対応出来る御品を同時に出品致しておりますので
お写真を良く御覧頂き、詳しい御方は御自身の御判断で、初心者様には当方所見状態説明を御参考に
して頂きまして 十分御検討の上、ご自身の御納得の責任ある御入札と御取引をお願い致します。
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