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井伊直弼も愛した刀工 津田越前守助廣

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終了予定時刻 2012-12-09 22:35:00.0
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この脇差は丸津田銘の助広で、延宝三年八月日の裏年紀が入ります。助広は東の虎徹と並び称される大坂新刀の巨匠であり、彼の創始した濤瀾刃は後世の刀工に多大な影響を与えたと言われています。
本作は程よい反りの手持ちのしっかりした体配で、小板目よくつみ地景の入る美しい地鉄に、中直刃調に互の目交じる沸出来の刃文を焼き上げます。刃中には砂流し、金筋が入ります。帽子は綺麗に小丸に返ります。現在の状態はハバキ上から刀身の中程まで薄錆びのあるものですが、大きな傷、欠点はなく、研ぎ上げれば地刃ともに冴える助広の優品をお楽しみ頂けると思います。また、登録証は昭和26年の3月、5千番台と早く江戸の藩邸、公爵子爵の名家に伝来したものと推測されるお薦めの一振りです。入札の程宜しくお願い申し上げます。尚、申し訳ありませんが、落札手数料2.625%の御負担お願い致します。

【種別】脇差
【銘】津田越前守助広 延宝三年八月日
【長さ】46.1㎝
【反り】1.2㎝
【目釘穴】1
【元幅】3.3㎝ 【先幅】2.5㎝
【元重】0.6㎝ 【先重】0.5㎝
【地鉄】板目肌つむ
【刃文】中直刃調に互の目交じる
【形状】鎬造り 庵棟 
【茎】生在銘 茎尻 勝手下がり鑢目 角棟
【ハバキ】柄についた木ハバキの状態
【登録】昭和26年東京登録