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☆豊後『大和守藤原忠行』生き胴落試切り銘入り脇指 鯉口刻み印伝塗り鞘拵入り。

登録証
都道府県 兵庫県
発行年度 平成24年 
種別 わきざし
長さ 50.8
反り 0.50
目釘穴
銘文 表:大和守藤原忠行
裏:□□鉄作之生け次胴落
備考
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誠意を持って対応させて頂きますので御愛好の程宜しくお願い致します。


・刀身

江戸時代中期・宝永年間(1704~)頃の豊後国「大和守藤原忠行」の脇指です。裏銘に「□□鉄作之生け次胴落」の裁断銘が切られています。余談(江戸幕府・八代将軍吉宗の頃に定めた公事方御定書には、生きた罪人を切る刑罰はありませんでした。山田浅衛門の斬首刑死体の据えもの試し切りはありましたが、戦国の気風が残り世情も落ち着いていなかった江戸時代初期には、生きた人間を試し斬りに使う「生き胴試し」もよく行なわれていたようです。柱に縛り付け「立ち袈裟」、「据え袈裟」、「向かい袈裟」など10通りの生き試し切りが行われていたようです。地方の諸藩では可也遅い時代まで見せしめのため「生き胴試し」が行われていたようです。)刀身は砥ぎ身で地鉄は小板目よく摘み、刃紋は匂い口沈んだ直刃紋です。刀身の状態は差し表の平地や鎬地に小疵があるのとハバ元の棟に疵あります。差し裏はハバキ元の平地に小さな鍛え疵があります。その他は刃切れ、膨れ、曲がり、シナエ、錆等は無く素晴らしい鍛えの名工の業物脇指です。


・拵 え

蔓唐草文様の銅鐺を嵌め小柄櫃を設けた鯉口刻み印伝塗りの鞘に、松葉透かし鍔を嵌めております。柄には鐺と同じ蔓唐草文様の揃え縁頭が付いております。石榴のような紋様の目貫を黒柄糸で巻き上げております。実戦向きの確りとした拵えに仕上げてあります。※写真の小柄は撮影用のダミーで本品には添付いたしませんのでご注意ください。



・登録    兵庫県  第○○0968号   平成24年7月19日交付

・銘      表 「大和守藤原忠行」

        裏 「□□鉄作之生け次胴落」

・刃長     50.8cm

・反り     0.50cm

・目釘穴      1 個

・元幅     2.90cm    先幅    1.80cm
 
・元重     0.65cm    先重    0.45cm

・茎重     0.70cm

・拵え全長  77.0cm



落札代金のお振り込みは3日以内にお願い致します。

質問には出来るだけ応じますので、不明の点は必ず確認し落札後はノークレーム・ノーキャンセル・ノーリターンで宜しく御願い致します。刃切れ・登録証・鑑定書などの不正がある場合は返品可能ですが、それ以外の理由ではお引取りは出来ません。刀身は古い物なのでヒケや錆、小疵などある場合がありますので異常に神経質な御方の御入札は御遠慮下さい。

いにしえの時代へ思いをはせ、職人の手で本漆にて蘇らせています。また時代拵えの場合は題名に「時代拵え」と記載しておりますので、現状画像で価値判断の出来る方のご入札を頂ければ幸いです。

卒実ながら落札手数料2.625%(内消費税含む)は落札者様で御負担願います。落札後の連絡は取引ナビをご利用下さい。