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室町末期の名工「金房」の数少ない短刀、豪快な刀身に素晴らしい殿中拵え。 激レア

登録証
都道府県 兵庫県
発行年度 昭和62年 
種別 短刀
長さ 18.5センチ
反り 0.2センチ
目釘穴 1個
銘文 表:金房作
裏:
備考
現在価格
入札総数 0 (入札履歴)
現在の権利者 -
残り時間 入札終了 (詳細な残り時間
終了予定時刻 2013-01-16 23:54:00.0
開始価格 10000 円
即決価格 -
(この金額で落札できます)
落札下限価格 設定なし
自動延長 設定なし
「金房派」は金房派は室町末期に奈良に隆盛を見た一派で、手掻の末で切れ味の優れた武用刀を製作した一派です。
「金房」は一般的に「かなぼう」と読みますが、地元では「かなんぼう」と読むそうです。
この派には、正次、正真、正実、政長、政定、政貞、政次などが居り、「正」と「政」の字を通り字としていることが分ります。
金房派の作品は刀、槍、薙刀などを多く見ますが短刀はそう多くは見ません。
(日本刀随感では金房の短刀について「少なく稀である」とされています。日本刀工辞典では正真(まさざね)の項で「刀、短刀、槍、十文字槍が多い」とされています。)主に僧兵の需要に応じて作刀していたようですので、槍や薙刀など実用刀を多く製作していたのでしょう。
作風は広直刃や腰開きの互の目などで、平高田や末備前に似た物が多くあります。日本刀大百科事典によると祐定や清光風の物が多いため江戸期には奈良備前とも呼ばれて居たそうです。

刀身は分厚く豪快な造りとなっており、錆・刃切・膨れなどは有りません。
拵えは、殿中拵えです。武士が登城の際の拵えですが、本拵えも、殿中拵えとして十二分に素晴らしい拵えです。
一見すると黒ですが光の具合により、焦げ茶に変わってきまして、とても良い雰囲気の拵えとなっております。

※落札手数料2.625%(内消費税含む)は私が負担します。
※送料と送金手数料のみご負担をお願い申し上げます。
※骨董美術品のためノークレーム、ノーリターンでお願い致します。
 写真にてご確認の上、納得してご入札下さいますようお願いいたします。
※万が一、購入時の金額よりあまりにも不調だった場合はキャンセルさせて頂く事もあるかもしれません。入札して頂いている方に入札のお手間を取って頂き且つ期待を持たせながら、ご無礼をかけると存じますが、その際は、何卒ご了承をお願い申し上げます。拝。

【兵庫県教育委員会】昭和62年5月登録
種別 短刀
長さ 18,5cm
反り 0,2cm
銘文 金房作
元幅 2,9cm 元重 0,69cm。
拵えサイズ 全長 37cm 柄長9cm 鞘長 28cm。